宮崎県警「バイク暴走」に警戒感 少人数、SNSでゲリラ化

宮崎市のデパート前交差点などで暴走行為に使われたバイクを押収する警察官。周辺には大勢の若者らが集まり、一時騒然とした=6月25日午後、宮崎市橘通西4丁目(画像の一部を加工しています)

 6月末の土曜日夜、宮崎市中心部で少年2人によるバイク暴走行為が発生した。SNSでの情報拡散などもあり、沿道に若者らが詰めかけ一時騒然となった。県警によると、現在県内で暴走族グループは確認されていない。暴走の形態が集団から、少人数によるゲリラ的暴走が主流になったためとみられ、今も暴走に関する苦情は年間150件を超える。今後、類似事件の発生も懸念され、県警は警戒を強める。

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