デヴィッド・ボウイ、逮捕時に撮られた顔写真がオークション出品された 警察官が出品者にプレゼント

故デヴィッド・ボウイさんが犯罪容疑者として撮られた顔写真がオークションに出品された。この写真は、2016年にがんで他界した世界的ミュージシャンが1976年に薬物所持で逮捕された時のもので、現在、Ewbankのオークションサイトに掲載されている。

説明欄にはこう書かれている。「デヴィッド・ボウイ - 1976年に撮影されたデヴィッド・ボウイのオリジナル写真。1976年、デヴィッド・ボウイはイギー・ポップとともにニューヨーク州ロチェスターで薬物所持の罪で逮捕される。翌日、警察署に出頭するよう要請された。この写真は、警察署でデヴィッド・ボウイを撮影したもので、 9.5×9.5cmのオリジナルのコダック用紙に収められた 」

この写真は、ボウイの指紋を採取した警察官が撮影したもので、後に結婚祝いとして出品者へ贈られたものだと説明されている。「出品者の従妹の夫はスコットという男性で、ボウイの指紋採取と写真撮影を担当した警官である。彼は出品者がボウイのファンであることを知っていたため、結婚祝いに個人的にプレゼントした。出品者は46年間この写真を所有し、大切にしまっていた」

この写真には、1000ポンド(約16万円)から1500ポンド(約25万円)の目標価格がついてる。

1976年3月、ボウイら3人はライブの後、アメリカーナ・ロチェスター・ホテルで逮捕され、約230gのマリファナを持っていたことから第5級マリファナ所持の罪で起訴された。デモクラット・アンド・クロニクル紙によると、ボウイは全員の保釈金を支払い、無罪を主張した。その後、大陪審はこの訴訟を進めないことを決定している。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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