【速報】興南が甲子園へ一番乗り 沖縄尚学に7-1で勝利 夏の高校野球沖縄大会、14度目V

 夏の甲子園出場を懸けた第104回全国高校野球選手権沖縄大会の最終日は17日、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇で決勝を行い、興南が沖縄尚学に7-1で勝利し、4年ぶり14度目の優勝を果たした。興南は、全国選手権大会(8月6日から17日間、兵庫県・阪神甲子園球場)への出場を全国で最も早く出場を決めた。

 先制は興南だった。安打と犠打、四球で走者をためた三回1死一、二塁、1番仲程雄海(おうか)が右中間を破る二塁打を放ち、1点を奪う。さらに2番長田悠が一、二塁間を破る適時打で2点を加える。なお四球などを絡め1死一、二塁とし5番安座間竜玖の左前への適時打で2点を追加。5点のビッグイニングとなった。

 沖尚は五回2死二塁で3番知花慎之助が三遊間を抜く適時打を放ち、1点を返した。しかし興南は六回2死二塁、9番照屋寛晟(かんせい)、1番仲程の2連打でさらに2点を奪う。

 興南の先発は安座間竜玖(りく)、六回からエース生盛亜勇太(あゆた)がマウンドに立って継投で1失点に抑えた。沖尚の先発はエース吉山太陽だったが、三回で2失点した場面で降板。2番手の東恩納蒼(あおい)、3番手の赤嶺大地が後をつないだ。

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