西日本 18日(月・海の日)~20日(水)にかけて大気不安定続く 土砂災害などに警戒

19日(火)午後6時までの48時間予想降水量

 西日本では、18日(月・海の日)から20日(水)頃にかけて大気の不安定な状態が続く見込みで、激しい雷雨や大雨のおそれがある。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要だ。

前線活発化 梅雨末期のような大雨に警戒

18日(月)午前9時と19日(火)午前9時の予想天気図

 大陸から東シナ海にのびる前線上の低気圧が18日は黄海を東進し、19日から20日頃にかけて日本海を進む見通し。低気圧からのびる前線は西日本まで北上し、前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発となり、西日本では18日から20日頃にかけて大気の状態が非常に不安定となる見込み。

18日(月)昼前〜夜の雨の予想

 このため、西日本では18日から20日頃にかけて雷を伴って非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となる所がありそうだ。

予想される24時間雨量

 西日本では18日から20日頃にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。また、降ひょうのおそれもあり、農作物や農業施設の管理にも注意が必要だ。

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