ドイツ戦「熱き死闘」の記憶!トルコ代表、EURO2008ユニフォーム

いまから14年前の2008年に開催された欧州選手権(EURO2008)。

スペイン代表が44年ぶり2回目の優勝を成し遂げた大会だが、通算3回目の出場を果たしたトルコにとっても大きな意味を持つ大会となった。

ここでは、そのトルコのEURO2008ユニフォームをご紹介したい。

Turkey 2008 Nike Home

EURO2000以来、2大会ぶり3度目の出場となったトルコ。エムレ・ベロゾール、ハミト・アルトゥントップ、ニハト・カフヴェジ、トゥンジャイ・シャンル、ギョクデニズ・カラデニズといった選手が出場している。

ユニフォームは国旗色で、レッドを基調にホワイトのボーダー。トルコのキットでは比較的よく目にするスタイルだ。左胸に付けているのはトルコ国旗で、デザインは「赤地に白の三日月と五角星」。レッドは“勇気”を示すと言われている。

3度目の本大会出場となった2008年の欧州選手権で、トルコは前評判の低さを覆す大躍進を見せる。ポルトガル、チェコ、スイスと同組のグループAを2位で突破すると、準々決勝ではPK戦の末に難敵クロアチアを退けて準決勝に駒を進めた。

ドイツとの準決勝は2-1で迎えた86分に同点ゴールを決めるも、アディショナルタイムにフィリップ・ラームにゴールを奪われ、そのまま試合は3-2で終了。惜しくも決勝には進めなかったが、トルコは欧州選手権史上最高の3位という見事な成績を残した。

出場停止や負傷などで出場不可能な選手が多く、準決勝は苦しいメンバー編成を強いられたトルコ。それでも格上のドイツに対して果敢に挑み撃ち合う姿は、サポーターでもない第三者の胸を熱くするに十分なものであり、記憶に残るチームであった。

そんなトルコの記憶に残るEURO2008モデルが「Qoly × LFB Vintage」で入手可能となっている。

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