太田光、安倍晋三元首相の国葬に関して外交的な意味もあるので賛成だが論議はするべき

17日放送『爆笑問題の日曜サンデー』(TBSラジオ)で、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、安倍晋三元首相の国葬に関して個人的には賛成だが、もっと論議は続けてもいいのではと語った。

番組では、「ニュースサンジャポ+PLUS」のコーナー中、参院選の遊説中に銃で撃たれ亡くなった安倍元首相の国葬が秋に行われると、14日の岸田文雄首相の記者会見で発表した件についての話となった。

国葬に関しては批判も起きてはいるが、太田は日本での国葬が1967年の吉田茂元首相以降行われておらず、殆どの人が経験したことのない事ということで「誰も経験してないんだから、わかったこと言わないことだよね。国葬ってこんなもんなんだ、なにに影響するんだ?というのも誰も知らない訳で」と話し、「(イギリスの)サッチャー(元首相)さんがちょっと前に国葬になったときに、デモ行進も起きたけど、やっぱりもうちょっとマスコミも、賛成派も反対派も含めて議論した方がいいんじゃないかと思いますね」と持論を語った。

なお、自身の考えについて太田は「国葬というのは政治的意味合いをすごく持ってるもので、そういう意味では、安倍さんの遺志とは違うかもしれないけど。あれによって世界の要人がね、日本に集まってきて、特に今、ウクライナとロシアの問題ありますし。政治的意味があるなら僕は国葬でもいいじゃないかなと思うし」と政治・外交的な意味もあるということで賛成だと明かしたが、反対する人を否定する訳ではないようで「もっとみんなで議論しても、もしかしたらいいんじゃないかな、とも思いますね」と語ったのだった。

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