床上・床下浸水の宮城・大崎市鹿島台 住宅の片付け始まる 災害ごみ受け入れも開始

床上・床下浸水の被害が出ている宮城県大崎市鹿島台では、水が引いた一部の住宅で17日朝から片付け作業が始まっています。

新田智紀リポート「大崎市鹿島台の姥ケ沢(うばがさわ)地区です。ご覧のように調水池が満水の状態になっていて地区内の排水が追い付かない状態になっています」

大崎市によりますと鹿島台の姥ケ沢地区では雨水をためておく調整池の能力を超え機能しなくなったため約50戸で床上、床下浸水の被害が出ました。

遠山節子さん(78)の住宅は床上約30センチまで浸水し、遠山さんは17日朝から片付け作業に追われていました。

遠山節子さん「大体ごみだね、全部濡れたから。もう1階はほとんど、2年前の東日本台風の時も全部駄目だったから今回もまただね」

なお、大崎市では17日から被害を受けた住民を対象に災害ごみの受け入れを始めました。

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