<新型コロナ>埼玉で6547人感染、過去2番目の人数 新たに4施設でクラスター発生、拡大続く

埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは17日、新たに6547人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。今年2月6日の6216人を上回り、過去2番目に多かった。前週日曜日から3604人増加。新規感染者が前週同一曜日を上回るのは19日連続、6千人を超えるのは2日連続。感染者の内訳は県発表が4258人、さいたま市1229人、川口市542人、川越市207人、越谷市311人。

 これまでに確認された感染者は62万1453人、死者は1669人(17日午後6時現在)。

 16日夜時点の重症者は5人、感染者の入院は649人、宿泊療養895人、自宅療養2万8553人。退院・療養終了は57万6620人。

 県によると、県管轄で詳細が判明した感染者は未就学~100代の男女4258人。うち、みなし陽性者は75人だった。クラスター(感染者集団)関連では、既に感染者が確認されている16施設で1~6人、新たに4施設で5~15人が感染した。会食で感染したとみられるのは10~70代の男女44人。ワクチンを4回接種して陽性となったのは60~80代の男女29人で、3回接種は10~100代の男女1343人、2回接種は未就学児~80代の男女899人だった。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~90代の男女1229人。うち、みなし陽性者は30人。

 川口市によると、感染が判明したのは10歳未満~90代の男女542人。うち、みなし陽性者は20人。また、16日に陽性と発表した男性1人について重複があったとして取り下げた。

 川越市によると、感染が判明したのは、未就学児を含む10歳未満~90代の男女計207人。うち、みなし陽性者は7人。

 越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満~90代の男女311人。うち、みなし陽性者は5人。

© 株式会社埼玉新聞社