トラウトら4選手がオールスター出場辞退 代わって4選手が出場決定

日本時間7月17日、メジャーリーグ機構はリアム・ヘンドリックス(ホワイトソックス)、ジョーダン・ロマノ(ブルージェイズ)、タイ・フランス(マリナーズ)、デビン・ウィリアムス(ブリュワーズ)の4人が代替選手としてオールスター・ゲームのロースターに追加されたことを発表した。フランスは背中の故障を抱えるマイク・トラウト(エンゼルス)に、ヘンドリックス、ロマノ、ウィリアムスはいずれもオールスターに登板間隔が合わなかったゲリット・コール(ヤンキース)、ジャスティン・バーランダー(アストロズ)、マックス・フリード(ブレーブス)に代わっての選出となっている。

ホワイトソックスのクローザーとして昨年アメリカン・リーグ最多の38セーブを記録し、今季もここまで18セーブをマークしているヘンドリックスは、2019年、2021年に続いて3度目のオールスター・ゲーム選出。ホワイトソックスではティム・アンダーソンに続く2人目の選出となっている。

ブルージェイズでクローザーを務めるジョーダン・ロマノはオールスター・ゲームに選出されるのはこれが初。ブルージェイズはこれでサンティアゴ・エスピナル、ブラディミール・ゲレーロJr.、アレハンドロ・カーク、アレック・マノアと合わせて5人を送り出すことになり、すでに辞退が発表されているジョージ・スプリンガーを含めて6人の選出はブレーブス、ヤンキースに並ぶ両リーグ最多となっている。

マリナーズの一塁手フランスは今季3割を超える打率をマークし、ホームラン10本と好調をキープ。こちらもロマノ同様嬉しいオールスター・ゲーム初選出となった。なお、トラウトの辞退によってバイロン・バクストン(ツインズ)が繰り上がりで先発出場となる予定だ。

ウィリアムスもオールスター・ゲーム初選出。ブリュワーズのリリーバーとして今季39試合に登板し、防御率1点台と安定感抜群の投球を見せており、機構からの選出となった。ブリュワーズはコービン・バーンズに続く2人目のオールスター・ゲーム参加で、すでに辞退が決定しているジョシュ・ヘイダーを含めるとチーム3人目の選出となっている

※成績は全て日本時間7月17日時点

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