野球場で夏を満喫!ベルーナドームでテント泊、盆踊りや屋台出店も きょうまで「ライオンズ夏祭り」

開放されたグラウンドで盆踊りなどが行われている「ライオンズ夏祭り2022」=16日、所沢市上山口のベルーナドーム

 プロ野球パ・リーグ埼玉西武の本拠地のベルーナドーム(埼玉県所沢市上山口)で16日から、「ライオンズ夏祭り2022」が開かれている。シーズン中は埼玉西武の試合が行われている人工芝のグラウンドを開放。来場者は盆踊りを楽しんだり、テントでの宿泊を体験したりしている。18日まで。

 埼玉西武の試合以外でのドームの有効活用を見据え、開催された。

 初日は二塁ベースとバックスクリーンの間に設置された高さ約5メートルの紅白のやぐらに、埼玉西武の公式パフォーマー「ブルーレジェンズ」が浴衣姿で登場。球団マスコットのレオやライナとともに盆踊りを披露した。来場者もやぐらの下で、曲に合わせ踊りを楽しんだ。

 グラウンド内には事前予約した来場者が、1張り当たり6メートル四方の区画にテントを張って宿泊した。札幌ドームの埼玉西武対北海道日本ハム戦のパブリックビューイングも行われ、会場から声援が送られた。

 宿泊に訪れた千葉県の40代男性は「埼玉西武のファンでこれまでもグラウンドに降りたことはあったが、非日常だ」と話した。16~18日で約95張りが設置される予定。

 ドームの周辺には輪投げやスーパーボールすくい、いか焼きなどの屋台が出店し、夏の雰囲気を盛り上げている。事前予約制の催しを除き、入場無料。

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