カープ2軍・新型コロナ感染止まらず きょうの検査でも中田廉ら4人が陽性 計26選手に拡大 ファームは「活動停止」状態

カープ2軍の拠点球場・由宇練習場のベンチ(2022年7月撮影)

2軍選手18人の新型コロナウイルス陽性が発覚したカープで、感染拡大が止まりません。17日に2軍の首脳陣・選手・スタッフ全員を対象とした再検査を実施した結果、新たに選手4人・スタッフ2人に陽性判定。きょう18日の検査でも、中田廉投手ら選手4人とスタッフ2人が陽性となりました。

これで、カープ2軍の選手26人、スタッフ8人のあわせて34人が陽性判定を受けたことになります。

きょう18日夕方、球団が発表したところによりますと、この日の検査で新たに陽性判定を受けたのは、中田廉投手・高橋昂也投手・大盛穂選手・二俣翔一選手と、球団スタッフ2人です。一連のPCR検査が実施される前の16日現在、2軍には39人の選手がいて、そのうち半数を超える66.7%が陽性判定を受けたことになります。

陽性判定を受けた選手

森翔平、黒原拓未、島内颯太郎、アドゥワ誠、小林樹斗、田中法彦、中村奨成、石原貴規、髙木翔斗、林晃汰、韮澤雄也、宇草孔基、末包昇大、田村俊介、行木俊、新家颯、中村来生、前川誠太(17日午前発表)

塹江敦哉、山口翔、玉村昇悟、正隨優弥(18日午前発表)

中田廉、高橋昂也、大盛穂、二俣翔一(18日夕方発表)

球団は、16日に定期スクリーニングPCR検査を実施。以降連日、2軍の首脳陣・選手・スタッフ全員を対象に検査していました。

高橋昂也投手と大盛選手には、のどの痛みがあるということですが、そのほかの選手・スタッフは、無症状です。

感染拡大を受けて、あすから福岡県で開催予定だったソフトバンク2軍との試合は、すでに中止となっており、カープ2軍は活動停止状態となっています。

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