夏の夜の阿蘇、ジャズに酔う 八代亜紀さんも出演「ASO JAZZ」 熊本地震からの復興PR

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「ASO JAZZ」で情熱的な歌声を聞かせた歌手の八代亜紀さん=17日夜、南小国町

 熊本地震からの復興をPRし、夏の阿蘇の魅力を発信する「阿蘇フェスティバケーション」のイベントの一つ、「ASO JAZZ」が17日夜、南小国町の瀬の本高原リゾート屋外ステージであった。八代市出身の歌手・八代亜紀さん(71)らが出演。涼風が吹き抜ける高原を訪れた人々は夏の夜のジャズに酔いしれた。県と県観光連盟主催。

 「青木カレン&友田ジュンDUO」やアマチュアバンド「カウント・フォー」など、熊本ゆかりのミュージシャンが演奏。トリを飾った八代さんは、スタンダードナンバーやジャズバージョンの「舟唄」を情熱的に歌い、「がんばるばい」とエールを送った。

 公演後、八代さんは「豊かな草原と熊本の方々の前で、気持ち良く歌うことができた。この世の中、皆が助け合うことを大切にしてほしい」と思いを語った。

 会場には熊本のグルメや酒を提供する「阿蘇スカイレストラン」「カンパイキャラバン」などの飲食エリア、キャンプエリアもあり、2千人を超える人が利用した。家族や友人と訪れた染矢博さん(50)=菊陽町=は「ジャズとキャンプを楽しめ、ぜいたくな時間だった」と喜んでいた。

 「阿蘇フェスティバケーション」は、2度の延期を経て初めて開催。同会場や県野外劇場アスペクタ(南阿蘇村)で8月21日までの毎週末、ライブや和太鼓の演奏、子ども向けのイベントなどを計画している。(古東竜之介)