一部週刊誌で18歳の女子学生との飲酒などを報じられた吉川赳衆議院議員が7月15日、自身のブログで釈明しました。地元からは疑問の声が聞かれました。
吉川議員は6月、一部週刊誌で18歳の女子学生と飲酒し、4万円を手渡したなどと報じられ、自民党を離党していました。
15日に更新したブログでは、女子学生から「大学1年生」、「18歳」などの発言はあったが、そういう設定で飲食店で働いているんだと理解し、学生の飲酒を止めなかったと主張しました。
手渡した4万円については、同伴行為への対価と釈明し、いわゆる「パパ活」ではないと報道を否定しています。
吉川議員のブログでの釈明を地元の人たちはどう受け止めたのでしょうか。
<地元の人>
「やり方は人それぞれだと思うのできちんと事実が明らかになればいい」
「記者会見だとコメントされたことに対して答えなくてはいけないからボロが出るとダメなので、とりあえず、今、それで逃げてる状況なんじゃないですか」
「ありきたりな言葉だと思いますよね。18歳とは知らなかったというのは。年齢が20歳に達していないのは見た目で大体分かるのでは」
「営業補償として4万円渡したというのは、私的にお酒を飲んだんだったら、そんなことをする必要がないわけで、筋が通ってないんじゃないかな(訴えるのは)無理があるんじゃないですかね」
「みんなの一票で入ったわけで、信頼というのが失われると思うので、説明する義務はある」
この問題をめぐって、自民党静岡県連や地元支部は吉川議員の辞職を求めていますが、吉川議員はブログで「疑義が解消された暁には身の処し方について速やかに判断する」としています。