福井の海で生き物探し、ゴーグルでのぞくと何がいる? 越前松島水族館の人気観察会

海の生き物を夢中で観察する子どもたち=7月18日、福井県坂井市の越前松島水族館前の浅瀬

 海の日の7月18日、福井県坂井市三国町の越前松島水族館で、磯の生き物観察会が開かれた。親子連れらが浅瀬の岩場に隠れたクラゲやウニ、カニなどを宝探し感覚で探し、多様な海の生き物たちと触れ合った。

 水族館そばの水深70センチ程度の浅瀬を会場に、夏休みシーズンに毎年開いている人気企画。午後の回には県内外から30人が参加した。

 波に揺られながらゴーグルで海中をのぞいたり、捕まえた生き物を水槽で観察したりと楽しみ、体長3センチ程度の鮮やかなウミウシを見つけた参加者もいた。子どもたちは「お父さん見て」「大きい魚がいた」と歓声を上げていた。

 石川県小松市から参加した11歳の男の子は「海の生き物は個性豊かな色をしていて大好き。いっぱい見つけられた」と笑顔だった。

 観察会は7月23日~8月28日、毎日開かれる。

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