名古屋市交通局「黄電」ラッピングで復活へ 懐かしのウィンザーイエローが東山線、名城線、名港線で8月運行開始

名古屋市交通局は、2022(令和4)年8月1日(月)に市営交通100周年を迎えることから、「市営交通100年祭」を実施しています。

これに合わせて計画されたのが、名古屋の地下鉄のシンボル的な存在であった黄色い電車(黄電、きいでん)を車体ラッピングなどで再現し、復活運転するプロジェクトです。

ラッピング費用の調達には自治体のふるさと納税サイトのガバメントクラウドファンディングを活用。目標金額には届かなかったものの、2022年6月30日までの81日間で253万6,300円の寄付が集まりました。

メモリアルトレインは8月1日から東山線で100形車両1編成(2023年1月22日まで)、8月8日から名城線/名港線で1000形車両1編成(2023年1月29日まで)がそれぞれ運行を開始します。

そのほかにも、8月1日からは100周年を記念したドニチエコきっぷの第1弾のほか、市電1400型デザインのメジャーを発売。また1日限定でイオンモール名古屋ドーム前にて「市営交通100年祭 お誕生日会」と銘打つイベントを実施します。

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【画像】ドニチエコきっぷの券面や市電型メジャーについて

市営交通100周年記念ドニチエコきっぷ(第1弾)価格は大人用ドニチエコきっぷが620円で、10,000枚限定。地下鉄全駅(87駅)、交通局サービスセンター(名古屋・栄・金山)で発売されます。
市電1400型メジャー(イメージ)、スケール部分は交通局の歴史を感じられる年表をデザインしています。価格は800円で、3000個限定。名古屋サービスセンター/金山サービスセンターな度で発売されます。

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