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就活を控える大学生と長崎県内企業が気軽な雰囲気で交流するイベント「ホテルランチ就活」が16日、長崎市内であった。
長崎大生でつくる就活支援NPO法人「Lensa(レンサ)」と県の主催。レンサが企画、運営した。学生側は企業研究や就活につなげ、企業側は興味や能力を生かす場として幅広い事業を知ってもらう利点がある。
県内5社の担当社員と県内の大学2、3年生24人が参加した。担当社員は円卓に分かれて着席。学生は順番に回り、事業内容などの説明を聞いて、企業の魅力を題材にレンサが考えたクイズに答えた。社員は福利厚生や職場環境などをアピールし、学生は活躍している社員の特徴や一日のスケジュールなどを質問していた。ランチ座談会では、食事をしながら打ち解けた様子で意見を交わし、最後に企業側が夏のインターンを紹介した。
レンサ代表の森田稜也さん(21)は「都会の学生は長崎の学生より就活の動きだしが早く、意識の違いを乗り越えるためにはまず企業と関わる機会が大切」と話した。
参加した長崎大経済学部3年の島津令至(れい)さん(21)は「ウェブの説明会やインターンが多い中で直接質問もでき、聞きにくいことも聞きやすい雰囲気だった」と話した。