リッキー・マーティン、近親相姦で甥から訴えられる 「虚偽の申し立て」と反論も

歌手のリッキー・マーティン(50)が21歳になる甥から性的暴行で訴えられた。有罪となった場合、最長で懲役50年の可能性もあるという。

今月始めに家庭内暴力をふるったとしてプエルトリコで接近禁止命令を受けていたリッキーだが、被害者は特定されていなかった。しかし15日、リッキーの兄エリック・マーティンさんが、被害者は2人の甥であるデニス・ヤディエル・サンチェスさんであることを告白。スペインメディアのマルカが伝えた。

サンチェスさんに対して、7カ月間の交際の間に「身体的及び心理的な攻撃」をしていたというリッキー。その関係は2カ月前に終わったという。一方、リッキーの代理人は先日、その訴えが完全に間違いであり偽造されたものと主張していた。

プエルトリコの裁判所で21日、リッキーの公判が開かれる予定となっている。

サンチェスさんは1日にプエルトリコの家庭内暴力防止法に基づきリッキーに対する接近禁止命令を申請。リッキーは、自身の安全を脅かされていると話すサンチェスさんへの接触や電話を禁じられる運びとなった。

ザ・ラテン・ポストによると、サンチェスさんはリッキーのステップシスターの息子だという。

一方リッキーは3日に、ツイッターにこうコメントしていた。

「僕に対しての保護命令は完全に虚偽の申し立てに基づいている。事実と僕の尊厳のもと司法手続きを通して返答させてもらう」

「今現在継続中の訴訟だから、ここで詳細を述べた声明を発表することはできない。数えきれないほどの連帯のメッセージに感謝し、心からそれを受け止めさせてもらう」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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