静岡県の沼津市と富士市の両市長によるトップ会談が7月19日、沼津市で行われ、共通する市政の課題に連携して取り組んでいくことで一致しました。
沼津市と富士市のトップ会談は今回で4回目で、19日は「自転車を生かした街づくり」、「物流」、「ゼロカーボン」の3つをテーマに意見を交わしました。
中でも「物流」については、沼津市西部には新貨物ターミナルの整備が進められていることや富士市には田子の浦港があることなどから、「陸と海」両面の物流拠点として大きく期待できるとしました。
<沼津市 頼重秀一市長>
「富士市と沼津市がしっかりと連携していくことは間違いなく県東部地域全体の発展につながる」
<富士市 小長井義正市長>
「東部における人口規模1位、2位の自治体が力を合わせていくことは、非常に有意義なことだと考えている」
また、県東部には、首都圏から土砂の搬入が多いことから、違法な盛り土にも連携して目を光らせていくことが重要だとしました。