7月19日の静岡県内は、低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み大雨となりました。降り続いた雨で土砂災害の危険度が高まっていて気象台などが警戒を呼びかけています。
午後2時半頃の静岡市駿河区です。叩きつけるように雨が降り、側溝からは水があふれました。
午後0時半、伊豆の国市の伊豆中央道・伊豆長岡インター付近では、道路の一部が冠水しました。大型車とすれ違う際にはフロントガラスに水がかかり前が見えなくなるなど危険な状態でした。
<神谷修二カメラマン>
「神社の階段を滝のように水が流れています」
2021年、土石流災害があった熱海市でも雨足が強まりました。気象庁の観測点では、伊豆市土肥で1時間に52.5ミリの非常に激しい雨が降ったほか、三島市で46.5ミリ、静岡市駿河区でも43.5ミリの激しい雨となりました。19日、大雨をもたらした活発な雨雲は東にぬけましたが、夜遅くまでは土砂災害などに警戒が必要です。