現在来日しているフランスの強豪パリ・サンジェルマン。浦和レッズ、川崎フロンターレ、ガンバ大阪と対戦する予定となっている。
今回はそのパリ・サンジェルマンが行ってきた補強の中から「高額な移籍金が支払われた選手」のTOP10をご紹介。
10位:ヴィティーニャ
加入年度:2022年
加入元:FCポルト
移籍金:4150万ユーロ(およそ57.93億円)
今夏のマーケットでFCポルトから獲得された22歳のポルトガル人MFヴィティーニャ。クリスティアーノ・ロナウドらと同じジョルジュ・メンデスを代理人とする新星は、PSGの歴史上10位となる移籍金で加入だ。
9位:ハビエル・パストーレ
加入年度:2011年
加入元:パレルモ
移籍金:4200万ユーロ(およそ58.63億円)
パレルモからやってきた「エル・フラコ」(やせっぽち)。細身の身体から繰り出されるトリッキーな技術、信じられないようなパスやシュートで何度もパルク・デ・プランスを沸かせた。2018年に2500万ユーロでローマへ移籍している。
8位:チアゴ・シウヴァ
加入年度:2012年
加入元:ミラン
移籍金:4200万ユーロ(およそ58.63億円)
ズラタン・イブラヒモビッチとともにミランから獲得され、その後中心的な選手となった。抜群の守備センスとリーダーシップで活躍したあと、契約満了で退団。2021年からはイングランド・プレミアリーグのチェルシーでプレーしている。
7位:ダヴィド・ルイス
加入年度:2014年
加入元:チェルシー
移籍金:4950万ユーロ(およそ69.1億円)
2014年の夏にチェルシーから獲得されたアフロのブラジル代表ディフェンダー。類まれな攻撃能力を持つセンターバックで、その一方で守備の不安定さも兼ね備えるという尖った選手だった。2016年に3500万ユーロでチェルシーへと復帰している。
6位:マウロ・イカルディ
加入年度:2020年
加入元:インテル
移籍金:5000万ユーロ(およそ69.8億円)
もともとは2019年にローンで加入したものの、その1年後に5000万ユーロで買い取られることになった。本人よりも妻ワンダ・ナラの話題が多い珍しい選手である。この2シーズンは主にサブとしてプレーしており、今夏退団の噂も。
5位:アンヘル・ディ・マリア
加入年度:2015年
加入元:マンチェスター・ユナイテッド
移籍金:6300万ユーロ(およそ87.95億円)
パリ・サンジェルマンでこれほどまで長く貢献した選手も珍しい。マンチェスター・ユナイテッドで失敗した彼はフランスで復活し、昨季はメッシやエムバペらを攻撃面で支えるバランサーとして貴重な存在となった。今夏契約満了でユヴェントスへ移籍。
4位:エディンソン・カバーニ
加入年度:2013年
加入元:ナポリ
移籍金:6450万ユーロ(およそ90.04億円)
欧州屈指のストライカーでありながらも、ズラタン・イブラヒモヴィッチ在籍中は主に左サイドでプレーするなどチームのために尽くしたカバーニ。その中でも多くのゴールを決め、ファンに愛されたままで2020年に退団。マンチェスター・ユナイテッドへとフリー移籍した。
3位:アシュラフ・ハキミ
加入年度:2021年
加入元:インテル
移籍金:6650万ユーロ(およそ92.83億円)
レアル・マドリーの下部組織で育成されたモロッコ人DF、ドルトムントへのローン移籍で才能を開花させ、その後インテルへ。イタリアで1年を過ごした後でパリ・サンジェルマンへやってきた。エムバペとやたら仲がいいことで知られる。
2位:キリアン・エムバペ
加入年度:2018年
加入元:モナコ
移籍金:1億8000万ユーロ(およそ251.28億円)
モナコの下部組織で育っていたが、もともとはパリ近郊の出身。2017年にローンで加入し、その1年後に1億8000万ユーロで買い取りされた。今年はフリーでレアル・マドリーに移籍するかと思いきや、土壇場で契約更新を発表した。
1位:ネイマール
加入年度:2017年
加入元:バルセロナ
移籍金:2億2200万ユーロ(およそ309.91億円)
【写真】 給与額も、全員超人。パリ・サンジェルマンの「年俸トップ10選手」
バルセロナから加入した際には世界に驚きを与えたネイマール。その移籍金の額は、5年が経った今も全く破られる気配のない記録である。