NHK朝ドラ「ちむどんどん」ちなみ「やんばるナポリタン」 8月1日から横浜市内8店、創意工夫こらし提供

日本ナポリタン学会が24日に提供予定の「やんばるナポリタン」(横浜観光コンベンション・ビューロー提供)

 ナポリタン発祥の地とされる横浜で、NHKの連続テレビ小説にちなんだ「やんばるナポリタン」を提供するキャンペーンが8月1日にスタートする。沖縄と縁の深い横浜市鶴見区をはじめ市内8店舗が参加し、沖縄風に創意工夫を凝らしたナポリタンを提供。来街者増を図るほか、沖縄の環境保全などに貢献する寄付も集める。

 横浜観光コンベンション・ビューローが、横浜の有志が結成した市民団体「日本ナポリタン学会」などと協力して主催する。

 やんばるナポリタンは、現在放映中の「ちむどんどん」で、ヒロインが沖縄そばを使って作った創作メニュー。キャンペーンでは、喫茶タンゴ(横浜市鶴見区)をはじめ8店舗が、ゴーヤーやスパムなど沖縄にちなんだ食材を使って独自のナポリタンを提供する。

 各店舗に募金箱を設置。沖縄の地元12市町村などの協力を得て、首里城復旧や世界自然遺産の「やんばるの森」などの保全活動に寄付する。また、24日には横浜市営地下鉄中川駅そばの「ハウスクエア横浜」の沖縄イベントで、やんばるナポリタンのキッチンカーが出店する予定。

 キャンペーンは12月末までで、参加店舗は順次増える見込みという。詳細は、同ビューローの公式サイトへ。

© 株式会社神奈川新聞社