事件から半月 県外逃走の可能性も 大分

6月29日、大分県別府市で軽乗用車がバイク2台に追突し、大学生2人が死傷したひき逃げ事件から半月が過ぎました。
いまだ犯人の足取りは途絶えたままです。
警察は目撃情報などから犯人が県外に逃走した可能性もあるとみて捜査を進めています。

松尾記者:「ひき逃げ事件から半月が経ちました。別府駅には、ご覧のように顔写真つきのポスターが貼られており、警察は情報提供を求めています。」

6月29日、別府市野口原の交差点で赤信号で停車していたバイク2台に軽乗用車が追突し、バイクに乗っていた福谷郁登さん(19)が死亡、20歳の大学生がけがをしました。
けがをした大学生は、事件後、入院していましたが、現在は回復し退院しているとのことです。
軽乗用車を運転していた日出町の会社員八田與一(25)容疑者は現在、逃走中で、今月4日から公開手配されています。

警察によりますと、顔写真付きのポスターを掲示して以降、7月20日午後4時までに合計26件の連絡があり、そのうち17件が県外からの情報提供となっています。
警察は、県外からの目撃情報も寄せられていることからすでに県外へ逃走している可能性もあるとみて捜査を進めています。

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