佐渡ケ嶽、玉ノ井部屋で感染者 琴ノ若ら49力士が休場

琴ノ若

 日本相撲協会は大相撲名古屋場所11日目の20日、佐渡ケ嶽、玉ノ井部屋に新型コロナ感染者が出たため、10日目まで7勝3敗で優勝争いに加わっていた東前頭2枚目の琴ノ若(24)=本名鎌谷将且、千葉県出身、佐渡ケ嶽部屋=ら2部屋の所属力士49人全員が休場すると発表した。

 コロナ感染に伴い、力士らが途中休場するのは5日連続で6部屋目。コロナ関連の休場は場所前の感染判明で全休措置が取られた田子ノ浦部屋を含めた計7部屋となり、力士は全体の約2割に当たる計125人に上った。関取は10人。

 11日目は全体143番のうち十両以上の5番を含む25番が不戦と異例の事態となった。

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