岡山県産ピオーネとオーロラブラックの共進会 30余りのブドウ農家が出品

岡山県産のピオーネやオーロラブラックの共進会が岡山県総社市で行われました。狙うのはブランド力の強化です。

共進会は岡山県やJA全農おかやまなどでつくる「岡山県うまいくだものづくり推進本部」が行いました。

今回は30余りのブドウ農家が、ハウスで育てたピオーネとオーロラブラックを出品しました。

19人の審査員は粒の大きさや色、房の形、糖度などをチェックしていきます。ちなみに糖度は16度以上ないと出品自体できないそうです。

(左)ピオーネ (右)オーロラブラック

ピオーネとオーロラブラックは見た目は似ていますが、オーロラブラックの方が粒がやや大きく、ピオーネと比べて酸味が少ないそうです。

JA全農おかやまによりますと、岡山県ではピオーネの栽培面積が約820ヘクタール、オーロラブラックが約90ヘクタールだということです(2019年時点)。

(JA全農おかやま農産・園芸部/伊藤弘士 次長)
「今年の出来は、6月の猛暑、7月の曇雨天があったものの、大変良い素晴らしいブドウがたくさん出品されています」

ピオーネとオーロラブラックの出荷は、露地栽培のものも合わせて10月まで続くということです。

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