ラグビー日本選手権は年内なしか 日本協会、日程の問題で

 日本ラグビー協会の岩渕健輔専務理事は20日、理事会後に取材に応じ、日本選手権を2022年中に開催できない見通しを明らかにした。日程などの問題で21年5月にトップリーグ(現リーグワン)のプレーオフトーナメントを兼ねた第58回を最後に行われていない。岩渕専務理事は「年内は現実的に難しい。今後に向けて新たな仕組みを考えている」と説明した。

 理事会では副会長人事が承認され、元早大監督の清宮克幸氏ら3人が再任され、2人が新たに選ばれて計5人となった。将来のワールドカップ(W杯)再招致に向け、プロジェクトチームをつくる方針を確認した。

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