大泉洋らが所属するクリエイティブオフィスキューの社会貢献活動について

2011年3月18日、俳優の大泉洋さんが所属する芸能事務所クリエイティブオフィスキューが、所属アーティスト、事務所スタッフ一同で、日本赤十字社北海道支部を通じて被災地へ1,000万円を寄付し、義援金受付口座「CUE東日本大震災義援金」を開設しました。

この記事では、クリエイティブオフィスキューの社会貢献活動やその思い、世間の反応などについてご紹介します。

クリエイティブオフィスキューとは

クリエイティブオフィスキューは、北海道札幌市に拠点を置く芸能事務所で、タレント・映画監督など、マルチに活躍する鈴井貴之さんが代表取締役を務めています。北海道内で活動するローカルタレントをはじめ、森崎博之さん・安田顕さん・戸次重幸さん・大泉洋さん・音尾琢真さんによるTEAM NACSが所属しています。

東日本大震災復興支援を始めた経緯

「義援金受付口座名の「CUE」は弊社の社名でもありますが、「CUE」とは「きっかけ」を意味します。この活動が、被災された方々への支援の輪が広がるきっかけとなることを願って、弊社を応援してくださるファンの方々からお寄せいただいたご意見も踏まえ、口座開設をすることに至りました。

また、クリエイティブオフィスキューとしても、鈴井貴之・TEAM NACS(森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真)等の所属アーティスト、および事務所、スタッフを含めたオフィスキュー一同で義援金一千万円を寄付いたしました。」
引用:

震災後、今の自分たちにできることは何かを考えて、義援金受付口座の開設や1,000万円の寄付に至ったそうです。

現在までの支援活動

東日本大震災以来、様々な支援を行っているクリエイティブオフィスキュー。これまでの支援の実績をまとめました。

東日本大震災支援

2011年3月に開設した「CUE東日本大震災義援金」には、2016年3月31日までで合計56,830,720円が寄せられ、日本赤十字社北海道支部を通じて被災地へ寄付されました。

なお、現在「CUE東日本大震災義援金」口座は受付を終了しており、現在はファンクラブツアーやイベント会場での募金活動等での支援を行っているそうです。

熊本支援プロジェクト「けっぱれ熊本」

出典:office-cue.com

2016年4月14日・16日に起きた熊本地震への緊急支援として、同年4月23日より募金箱を設置したり、同年7月末に行われた「CUE DREAM JAM-BOREE 2016」の「CUE州ブース」、月光グリーンワンマンライブ、Chimaワンマンライブに設置した「平成28年熊本地震」義援金募金箱に寄せられた291,823円、そしてTEAM NACS XX 缶バッヂの収益金2,753,104円を日本赤十字社を通じて熊本地震の被災地へ寄付されました。

けっぱれ熊本概要:

平成30年北海道胆振東部地

2018年9月6日に発生した平成30年北海道胆振東部地震の被災地への支援活動として、ボランティアへ活動や炊き出し等を行いました。そして、「オリジナル缶バッヂ」収益金1,002,560円と、ファンの方からの義援金113,837円を日本赤十字社北海道支部を通じて被災地へ寄付されました。

また、鈴井貴之さん、TEAM NACSが歌唱参加したチャリティソング「私たちの道」の著作権収入が「ほっかいどう未来チャレンジ基金」と日本赤十字社「平成30年北海道胆振東部地震災害義援金」へ寄付されるとのことです。

新型コロナ対策支援団体などへの寄付

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新型コロナ対策支援を行う団体への寄付の一環として「HTB 北海道 on デマンド」でのチャリティー配信がスタートしました。新型コロナウイルスにより外出が減った多くの方へ笑いを届けるとともに、新型コロナウイルスに感染した人を支援することを目的に企画されたもので、クリエイティブオフィスキューの理解と賛同を得て、実施されました。

配信経費を除いた利益の全額を、新型コロナウイルス対策の支援を行なう日本国際交流センター運営「WHOのための新型コロナウイルス感染症連帯対応基金」や、子供たちを支える募金活動団体の赤い羽根運営「臨時休校中の子どもと家族を支えよう 緊急募金」に寄付されるとのことです。

世間の皆さんの反応

クリエイティブオフィスキューの活動に対して、SNSではこのような声が寄せられています。

”かっこいいぞOFFICE CUE!ミスターこと鈴井貴之社長!”

”誇らしい!流石です!!”

“「医療従事者への寄付」大成功良かった。”

著名人の社会活動は少し間違えば、偽善だと批判の目に晒される可能性があるにも関わらず、どの活動を見ても、とても素早く動き出しているのが分かります。鈴井貴之さん、大泉洋さんをはじめ皆さんの人望も大きいと思います。社会貢献活動はもちろんのこと、今後の様々な活動に注目していきたいと思います。

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