全国の温泉をモチーフにしたキャラクター「温泉むすめ」の声を演じる声優のトークショーが17日、長崎県雲仙市の雲仙温泉街であり、ファンら約300人が盛り上がった。
温泉むすめは、観光庁が後押しする地域活性化の取り組み。全国の温泉地などに122人のキャラクターが設定され、雲仙温泉には「雲仙伊乃里（いのり）」がいる。雲仙温泉街でのトークショーは3年ぶり2回目。雲仙スカイホテルが企画し、飲食店などではキャラクターにちなんだメニューを提供した。
トークショーは同ホテルで2回公演し、雲仙伊乃里役の奥野香耶さん、黒川姫楽（きら）（熊本県・黒川温泉）役の田中美海さん、奥津かがみ（岡山県・奥津温泉）役の久保田未夢さんが出演。3人は自己紹介でそれぞれの温泉地をPR。クイズ形式で雲仙温泉の温泉卵や湯せんぺえなどの名物、「なべブタっ球」やマルシェなどのイベントを紹介した。雲仙温泉のゆるキャラ「ウンゼリーヌ」の声を演じるアテレコにも挑戦した。
トークショー終了後、奥野さんは「温泉とファンの方々に元気をいただいた。これからも雲仙温泉が盛り上がるよう頑張りたい」と話した。
