シングル総売上No.1作曲家・筒美京平のマニアックストーリー! キャリア初期のレア作品を纏めたコンピレーションCD『筒美京平 アーカイブス 1』発売!

60年代後半から約半世紀にわたり日本の音楽界に偉大な足跡を残し、2020年10月7日、80歳で逝去した作曲家・筒美京平。そのキャリア初期にあたる1967年から1970年に発表されながら、これまであまり復刻されることがなかったお宝音源をまとめたCDが7月21日に発売される。 このコンピレーション『筒美京平 アーカイブス 1』は、数多くリリースされている筒美京平作品集とは曲目の重複なく選曲、収録された全25曲中実に18曲が初CD化となる。ヒット曲集をリリースするたびに「同じ曲を何度も購入しなければならない」といったニーズに応える、知る人ぞ知る筒美京平の仕事にスポットを当てた待望の作品集である。 なお、このCDはソニーミュージックショップのオーダーメイドファクトリーでの販売となる。『筒美京平 アーカイブス 1』特設サイトはこちら。

【筒美京平プロフィール】

1940年(昭和15年)5月28日生まれ。クラシックのピアニストを目指したが大学卒業後は日本グラモフォン=ポリドール(現ユニバーサルミュージック)に就職し洋楽部のディレクターとして勤務、青山学院大学時代のモダン・ジャズ・コンボの一年先輩である橋本淳の強い薦めで歌謡曲の作曲をはじめた。

初ヒットは1967年8月1日に発売されたヴィレッジ・シンガーズ「バラ色の雲」(作詞・橋本淳 編曲・森岡賢一郎)。コンフィデンス誌(現・ORIGINAL CONFIDENCE)のチャートにおける最初のナンバーワン・ヒットは、いしだあゆみの「ブルーライト・ヨコハマ」(1968年12月25日発売)。1969年2月10日付で首位を獲得し、4月7日まで9週連続で首位を独走。時代を代表する大ヒットとなった。以降、TOKIOの「AMBITIOUS JAPAN」(2003年10月1日発売)まで全39曲のナンバーワン・ヒットを創出した文字通り戦後を代表する歌謡曲の職業作曲家の第一人者である。2020年10月7日逝去。享年80。

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