ハリー・スタイルズ 米テキサスの大学が講座に「現代セレブの文化的・政治的発展」がテーマ

テキサス州の大学が、ポップカルチャーのアイコン、ハリー・スタイルズに関する講座を始める。2023年春、テキサス州立大学オナーズ・カレッジで「ハリー・スタイルズ・アンド・ザ・カルト・オブ・セレブリティ:アイデンティティ、ザ・インターネット、アンド・ヨーロピアン・ポップカルチャー」が開講されるという。

ハリーの音楽と演技のキャリアを考察し、「現代のセレブの文化的・政治的発展を理解する」ことを目的とするそうで、こう説明されている。「この講座では、イギリスのミュージシャン、ハリー・スタイルズとヨーロッパの大衆文化に焦点を当て、ジェンダーとセクシュアリティ、人種、階級、国家とグローバリズム、メディア、ファッション、ファン文化、インターネット文化、消費者主義の問題に関連した現代のセレブリティの文化的、政治的発展を理解する」

大学の授業に影響を与えた有名人は、映画『ダンケルク』などでも知られるハリーが最初ではなく、今年初めには、ニューヨーク大学のクライヴ・デイヴィス・インスティチュートでテイラー・スウィフトの講座が開講されている。ジャーナリストのブリタニー・スパノスは、1月に「テイラー・スウィフトの音楽と人々の言説を精読し、その魅力と嫌悪感の両方を分析することを目指している。このクラスでは、ポップミュージックにおけるティーンの少女時代の文化と政治や白人性と権力などについて、彼女と彼女に先行・後進する人々のイメージに関連する分析を掘り下げていく。また、著作権と所有権、アメリカのナショナリズム、ソーシャルメディアがポップ音楽業界に与え続けている影響などについても考察する」ことを目的とした講座を開始している。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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