塚原メガソーラー 住民らが県に要望書提出

由布市湯布院町塚原地区のメガソーラー建設に反対する地元の団体が、県に要望書を提出しました。

塚原地区のメガソーラー建設を巡っては、地元住民らが、景観が壊れるなどとして反対してきましたが、2021年2月に県が開発を許可したため工事が進められています。

21日、湯布院塚原高原観光協会など3つの団体が連名で、県に要望書を提出しました。

要望書では、伽藍岳の噴火警戒レベルが引き上げられたことを背景に、許可を出した県としての見解を示すことや、書面での回答だけでなく3つの団体のメンバーが建設現場の確認に立ち会うことなどを求めています。

湯布院塚原高観光協会 新川純司会長インタビュー
「今までは緑だったところが土がどんどん出てきて、パネルが設置されていく中で不安を覚えざるを得ない。不安事項が一つではなくていろんなところにあるので現場を見ながら大丈夫か質問が出来れば一番安心。」

8月末までの回答を求めていています。また要望書は由布市に対しても提出しており、その回答の締め切りは7月末です。

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