岡山県 コロナ最多1821人感染 第6波ピーク1458人上回る

岡山県庁

 岡山県で21日、新型コロナウイルスに感染した岡山市の高齢者1人の死亡と1821人の新たな感染が発表された。1日当たりの感染者数は第6波のピークだった2月5日の1458人を上回り、過去最多を更新した。クラスター(感染者集団)は新たに10件発生。県内での死者は254人、感染確認は11万6663人となった。

 県内の感染者は6月末から増加に転じ、前週の同じ曜日を上回るのは22日連続。21日は前週より1035人多く、2日連続で千人を超えた。

 岡山市973人、倉敷市416人、総社市85人、津山市66人、笠岡市37人など。年代別では10歳未満が338人と最多で、10代298人、30代280人、20代274人、40代262人などと続く。症状は調査中の58人を除き、6人が中等症、他は軽症か無症状となっている。

 クラスターは、岡山市の高齢者通所施設で14人、二つの高齢者入所施設と官公庁で各5人の感染が判明。この他、新見市の学校と瀬戸内市の障害者福祉施設、総社市の保育施設、津山、美作、備前市の各高齢者施設で5~9人の感染が分かった。県内での発生は804例となった。

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