生田斗真がむちゃぶりされる若手テレビマンに! 「大河ドラマが生まれた日」で主演

生田斗真が、NHK総合で2023年2月放送の「テレビ70年記念ドラマ『大河ドラマが生まれた日』」(日時未定)で主演を務めることが分かった。

大河ドラマが誕生60年を迎える2023年。本作は、若きテレビマンたちによる笑って泣ける大河ドラマ誕生奮闘記を描く。生田が演じるのは、上司からの「テレビ10周年を記念した大型番組を作れ。映画に負けない日本一の大型娯楽時代劇だ」というむちゃぶりに頭を悩ませるNHK芸能局の若手アシスタントディレクター・山岡進平。脚本は、生田が主演した「俺の話は長い」(日本テレビ系)で第38回向田邦子賞を受賞するなど、ヒット作を多く手掛ける金子茂樹氏が担当する。

物語の舞台は1962年。この頃、映画会社は「五社協定」を結び専属俳優をテレビに出さないことにしていた。それを突破すべく、山岡たちは大スター・佐田啓二の自宅に日参する。しかし何度足を運んでも色よい返事はもらえず、「もう諦めます」と最後のあいさつに行ったその日、佐田は出演を受けてくれたのだ。佐田はアメリカの友人に、アメリカのテレビ事情を聞き、「将来、娯楽の王様はテレビに変わる」と知らされたのだった。佐田の出演決定により、雪崩を打つように映画スターたちの出演が決まった。しかし、収録が始まると、現場は問題勃発ばかり。山岡たちは、現在では一般的になった収録方法をどんどん生み出しながら、放送日に向けて突き進んでいく。

生田は「長い歴史のある大河ドラマに何度か出演させていただきましたが、その一番はじめ、いったいどうやってこの大河ドラマが始まったのか。意外にもいろいろと笑えるエピソードがあることが分かりました。どんなドラマになるのか、私自身もとても楽しみにしています。金子茂樹さんとは何度かご一緒させていただきましたが、とても素晴らしい脚本です。完成を楽しみに待っていてください。この夏は、このドラマの撮影に全身全霊をささげたいと思っています」と意欲に燃えている。

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