【新型コロナ】川崎で2841人感染、市議も1人 70代女性1人死亡 

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は21日、市内外に住む10歳未満~90代の男女2841人の感染が新たに確認されたと発表した。2月6日の2547人を超え、1日当たりとして最多となった。多摩区に住む70代女性1人の死亡も確認した。

 市は2737人の感染経路を不明としている。感染経路が判明している人のうち、家庭内感染は99人、陽性者との接触者は5人だった。   

 市によると、死亡した70代女性は18日、心肺停止の状態で自宅から救急搬送され、市内の病院でPCR検査を受けて陽性が判明、同日中に死亡が確認された。死因はくも膜下出血だった。市は基礎疾患の有無、ワクチン接種歴は不明としている。

 感染者の症状別では、軽症2477人、無症状250人、中等症19人で、重症は2人だった。市は93人の症状を調査中としている。

 感染者の年代別では、20代507人、40代445人、30代437人、10代408人、50代374人、10歳未満337人、60代172人、70代82人、80代61人、90代18人だった。

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 川崎市議会議会局は21日、木庭理香子氏(54)=みらい川崎市議会議員団=が新型コロナウイルスに感染したと発表した。

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