米人気刑事ドラマのスタッフが銃殺される ニューヨークの撮影セットの外で悲劇

米国の人気ドラマ『LAW ORDER:組織犯罪特捜班』の駐車監視員が、ニューヨークの撮影セットの外で銃撃されて死亡した。ニューヨーク市警によると、ジョニー・ピザロさん(31)は19日早朝、ブルックリン内で駐車した車の中にいたところを撃たれたという。

早朝5時15分ごろ、グリーンポイント地区で、何者かがピザロさんの車のドアを開け、顔と首に向けて発砲。その後、搬送されたウッドハル病院でピザロさんの死亡が確認されたとABC7が報じている。現時点で容疑者は逃走中で、捜査が続いている。

容疑者は、身長165cmぐらいの男性で、黒っぽいパーカに黒のズボン姿だったという。3人の子供の父親であるピザロさんは当時、撮影に向けて駐車スペースを確保するため、ルーフにコーンを乗せ駐車した車の中にいたという。

クリストファー・メローニ主演の同ドラマは、5月にシーズン3制作が決定していたところだ。制作のNBCは、今回の銃撃事件に関して、「今朝私達のクルー(スタッフ)の1人が犯罪の犠牲者となり亡くなったことに、非常なる悲しみとショックの中にいます」「私達は捜査を続ける地元警察に協力しています。彼の遺族や友人の方々のことを想っています。この期間、これらの方々へのプライバシーの配慮をお願いいたします」と話している。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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