来年にはフリー?「契約が残り1年のビッグスター」10名

サッカー界の契約はシーズンに合わせて作られており、欧州ではおおよそ6月30日と7月1日が基準となっている。

今回は、2023年6月30日に現在の契約が満了を迎える予定となっているスター選手を10名紹介しよう。

リオネル・メッシ

クラブ:パリ・サンジェルマン

市場価値:5000万ユーロ(およそ70.03億円)

昨年バルセロナを契約満了で退団し、パリ・サンジェルマンに加入したリオネル・メッシ。35歳という年齢であるが今だ世界最高クラスのアタッカーであり、注目を集める存在だ。

パリ・サンジェルマンとの契約は2年であったため来年夏には再びフリーエージェントとなる予定だ。はたして次のクラブはどこになるのだろうか。

セルジュ・ニャブリ

クラブ:バイエルン

市場価値:6500万ユーロ(およそ91.04億円)

アーセナルで失敗したもののドイツに渡って復活を見せ、ブンデスリーガ屈指のウインガーとして成長したニャブリ。バイエルン・ミュンヘンでも主力となってきたが、今は契約交渉が行き詰まっている。

その状況が解決されない場合、今夏のマーケットでも移籍の可能性があるとも。一方でバイエルンは、レヴァンドフスキが退団したこともあり、彼をなんとか今季残して契約延長にこぎつけようとしているようだ。

マーカス・ラッシュフォード

クラブ:マンチェスター・ユナイテッド

市場価値:6000万ユーロ(およそ84.04億円)

昨季はまるで悪夢のようなシーズンを過ごすことになったマーカス・ラッシュフォード。マンチェスター・ユナイテッドも6位という苦しい結果になったため、激しい批判を受けることになった。

おそらく契約延長を行うよりも他のクラブに新天地を求める可能性が高いとされている。ただそれが今夏になるのか、あるいは1年マンチェスター・ユナイテッドで過ごしたあとのことになるのか、注目されている。

ヤン・オブラク

クラブ:アトレティコ・マドリー

市場価値:4500万ユーロ(およそ63.03億円)

もはやアトレティコ・マドリーの伝説的な守護神として歴史に名を残す存在となっているヤン・オブラクであるが、昨季は決して高いパフォーマンスを見せたわけではなかった。

契約は残り1年となっており、今のところそれが更新される兆候はない。ただメディアでは退団の可能性は低いとされており、本人もアトレティコ・マドリーに満足しているという。

ガビ

クラブ:バルセロナ

市場価値:6000万ユーロ(およそ84.04億円)

10代でバルセロナの主力選手となった天才ミッドフィルダー。17歳でスペイン代表にも定着した彼であるが、まだクラブとの契約交渉がうまく進んでいないという。

給与額や違約金の設定で揉めている現状があるそうだが、その間にリヴァプールなど多くのクラブが関心を寄せてきているという。もちろんバルセロナは彼を退団させるわけにはいかないのだが…。

ユーリ・ティーレマンス

クラブ:レスター・シティ

市場価値:5500万ユーロ(およそ77.03億円)

今夏のマーケットでレスター・シティから退団するのではないかと伝えられているベルギーの俊英MF。かなり昔から活躍しているので、25歳という年齢であることが信じられないほどの実績がある。

今のところティーレマンス自身がレスターからのステップアップを求めているそうで、更新を拒否しているという。このままであればアーセナルに移籍する可能性が高い…と言われている。

クリスティアーノ・ロナウド

クラブ:マンチェスター・ユナイテッド

市場価値:3000万ユーロ(およそ42.02億円)

37歳になったクリスティアーノ・ロナウド。マンチェスター・ユナイテッドに復帰したのが昨年夏、そのときはチームを栄光の道に戻してくれると思われたのだが、もはや彼一人ではどうにもならなかった。

今夏彼は契約が残り1年となっているうえ、本人が退団を希望していると伝えられており、実際にツアーにも参加していない。エリック・テン・ハフ監督が率い始めたチームもうまく行っているため、彼の居場所がなくなってきているようにも見える。

エンゴロ・カンテ

クラブ:チェルシー

市場価値:4000万ユーロ(およそ56.02億円)

一時期ほどのインパクトはなくなったかもしれないが、未だ世界最高クラスの掃除屋。人格的にも非常に評価が高い彼は、今チェルシーとの契約が残り1年となっている。

ただ、もちろん今夏はクラブが経営権の問題で難しい状況に陥っていたことから交渉が行われなかったという部分もある。カンテ本人も退団の徴候を示していないが、他のクラブは彼を欲しがっているはずだ。

ジョルジーニョ

クラブ:チェルシー

市場価値:4000万ユーロ(およそ56.02億円)

マウリツィオ・サッリに誘われてチェルシーにやってきたジョルジーニョ。その時に結んだ契約は来年夏に満了を迎える予定となっている。そのためメディアではその去就が注目されている。

ただ、チェルシーの公式サイトで掲載されたインタビューでジョルジーニョは「僕はここで気分がいいし、残りたい。憶測は毎年あるが、僕はチェルシーに集中している」と語っており、退団の意思はないと強調している。

ロベルト・フィルミーノ

クラブ:リヴァプール

市場価値:3200万ユーロ(およそ44.82億円)

リヴァプールのかつての伝説的3トップは、サディオ・マネが退団したことで解散になった。モハメド・サラーは2025年まで契約を延長したが、いまのところフィルミーノはまだ来年夏までの約束しかない。

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ダルウィン・ヌニェスやルイス・ディアス、ディオゴ・ジョタに世代が変わっていく中で彼の契約延長はおそらく難しいと思われる。どこに新天地を求めるのか注目されている。

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