過激派組織「イスラム国」(IS)に3年近く支配されたイラク北部の都市モスル。2016年10月にモスル奪還作戦が始まると、通りや民家が戦火に覆われ、何千人もの人びとが犠牲となった。
第二次世界大戦後、最も激しい市街戦の一つとなったこの戦いが終わり、モスルが解放されたのは2017年7月10日。それから5年が経ったいまも、旧市街にはがれきが残されたままだ。都市の再建には時間がかかり、医療体制も完全には復旧していない。モスルでは今後も支援が必要とされている。
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