「もち絹香」商品開発へ 栃木県内企業など連携、新企画

新たに立ち上がった「とちぎローカルフードプロジェクト」の研修会=21日午後、宇都宮市

 県内の食品企業などが連携して持続可能なビジネスモデルの構築を目指す「とちぎローカルフードプロジェクト(LFP)」が発足し、21日、キックオフとなる研修会が宇都宮市内で開かれた。県が開発した食用大麦の品種「もち絹香(きぬか)」をテーマに新たな商品開発を進め、持続的な水田経営や食生活の改善を目指す。

 LFPは農林水産省が2021年度から推進している事業で、各都道府県が独自のテーマを設定。多様な関係者が参画し、地域の食や農を生かしたビジネスモデルを構築する。利益だけでなく、地域の社会的課題の解決を目指すのが特徴という。

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