企業デジタル化への「超入門編」セミナー 全3回で開催、1回ごとの受講も可

 中小零細企業向け「ゼロから始めるデジタル化セミナー」が、8月から9月にかけてKDDI維新ホール(山口市小郡令和1)内Megribaで開かれる。「超入門編」と題されており、「これからデジタル化に取り組む人たちへ、一番やさしいセミナーを開催する」と主催する山口商工会議所。全3回で、1回ごとの聴講も可能。受講は無料で、時間はすべて水曜日の午後6時半から8時まで。
 第1回目のテーマは「デジタル化に向けて準備をしよう!」。内容は、PCの選び方、安全対策の範囲、デジタル用語解説、事例紹介など。開催日は8月3日。
 第2回目は「社内業務をデジタル化してみよう!」。今のレジとPOSレジとの違い、クラウド会計の種類と特徴、情報共有に便利なツールと使い方などを学べる。開催日は8月31日。
 第3回目のテーマは「顧客向けもデジタル化してみよう!」。「お店にとってGoogleマップを重視すべき理由」「業種や事業内容に応じた決済サービスの選び方」「LINE公式アカウントの機能と他のSNSとの違い」などの内容だ。開催日は9月14日。
 講師を務めるのは、シンプルシステム代表取締役で中小企業診断士・情報処理技術者の伊藤勝彦さん。自らの会社経営に加え、業種の異なる三つの会社の取締役等も兼務。これらの実務経験に基づいたノウハウ還元型の経営コンサルティングが特徴で、企業のマネジメント支援は実践的。自身の会社でクラウドサービスを展開するなど、DXにも取り組んでいる。

▲伊藤勝彦さん

 各回の定員は、会場15人、オンライン40人。受講希望者は「事業所名・事業内容・受講者氏名・住所・電話番号・メール・受講会(会場・オンラインの別も)」を、ファクス(083-973-2789)かウェブサイトの申し込みフォームから、山口商工会議所広域ビジネスサポートセンター(TEL083-972-0075)へ知らせる。

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