「正しく生きるとはどういうことか」  生物学者・池田清彦さんが講演

▲池田清彦さん

 生物学者で、フジテレビ系「ホンマでっか?! TV」出演でもおなじみの池田清彦さんによる講演「正しく生きるとはどういうことか」が、8月18日(木)午後1時半から3時まで、山口県セミナーパーク(山口市秋穂二島)で開かれる。聴講は無料だが、事前申し込みが必要。    

 池田さんは、1947年東京都生まれの生物学者。東京教育大学理学部生物学科卒業後、東京都立大学大学院理学研究科博士課程に進学し、生物学専攻単位取得満期退学。山梨大学教授、早稲田大学教授を経て現在、両大学の名誉教授。主な著書に「したたかでいい加減な生き物たち」(さくら舎)「どうせ死ぬから言わせてもらおう」(角川新書)、今回の演題にもなっている「正しく生きるとはどういうことか」(新潮文庫)などがあり、専門の生物学分野のみならず、科学哲学、環境問題、生き方論など、80冊以上を著している。さらに、メールマガジン「池田清彦のやせ我慢日記」も月に2回配信中だ。    

 講演では、なぜ殺人はいけないことなのか、自分の命は本当に自分のものなのかなど、「善く生きる」ための秘訣から「正しく生きる」ことの本質など、混沌とした現代社会を生き抜くためのヒントを、過激かつユーモアを交えながら話す。    

 聴講希望者は、ウェブサイト(https://www.hito21.jp/kenmin/)の申し込みページからか、はがきに講演名と講師名、希望人数(2人まで)、氏名・ふりがな、郵便番号、住所、電話番号を明記し、主催の山口県ひとづくり財団 山口県民学習部生涯学習推進センター(〒754-0893 山口市秋穂二島1062、TEL083-987-1110)へ。締め切り(必着)は7月28日(木)。定員は300人で、応募者多数の場合は抽選。

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