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◆立花学園3-2藤沢清流(延長11回)
第104回全国高校野球選手権神奈川大会は22日、横浜スタジアムで準々決勝が行われ、第2シードの立花学園が延長十一回の末、3―2で第1シードの藤沢清流にサヨナラ勝ちし、創部初の準決勝進出を果たした。
立花学園は1点を追う七回に中村大翔(3年)の右越えのソロ本塁打で同点とし、2―2で延長戦に突入。十一回1死満塁から高橋琉吉(同)が右前打を放ち、熱戦に終止符を打った。
先発したエース福岡大海(同)は切れのある変化球で相手打線に的を絞らせず、8回2失点と好投。九回から継いだ佐藤里薫(2年)は再三のピンチをしのぎ、劇的な勝利をもたらした。
藤沢清流の今大会屈指の左腕、エース木島直哉(3年)は走者を背負いながらも粘投。最後は高めの直球を痛打され、力尽きた。打線は五回の2得点にとどまり、終盤の好機を生かせなかった。
立花学園は25日、横浜スタジアムで行われる準決勝の第1試合で、前回覇者の横浜に挑む。