ユネスコ登録の山あげ祭が開幕 移動式の野外歌舞伎、栃木

3年ぶりに有観客で開幕した「山あげ祭」=22日午後、栃木県那須烏山市

 大がかりな移動式舞台を使った野外歌舞伎を目玉とする「山あげ祭」が22日、栃木県那須烏山市で開幕した。約460年の歴史があるとされ、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されている。観客を入れた開催は3年ぶりで、24日まで。

 竹と和紙で作られた高さ約10メートルの山水が描かれた「山」と呼ばれる舞台背景を、人力で上げることから山あげ祭と呼ばれている。100人以上が一丸となって舞台の設営と移動を繰り返し、踊り子が三味線と歌に合わせて踊りを披露した。

 同県高根沢町の主婦境香織さん(34)は「迫力を楽しめた」と満足そうだった。

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