松岡修造さんが様々なレガシーを幅広い世代に伝える 「東京2020大会1周年 レガシー対談」配信

暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15~)。今回は東京2020大会を通じて生まれた様々なレガシーを広い世代の方々と共有していくことを目的に松岡修造さん・和合由依さん・小池知事の3人が対談を行う「東京2020大会1周年 レガシー対談」ついてや、東京の伝統工芸品を紹介する特別企画「職人のいぶき」で江戸時代に創業した太鼓や神輿を手がける「宮本卯之助商店」を紹介しました。

◆東京2020大会1周年 "レガシー対談”配信

東京都は、東京2020大会1周年を記念し、対談動画を公開しました。

東京2020大会1周年レガシー対談は、東京2020大会を通じて生まれた様々なレガシーを、幅広い世代の方々と共有していくことを目的に、松岡修造さん、和合由依さん、小池知事の3人で、国立競技場を舞台に行われました。

(和合由依さん)「学校でパラリンピックスポーツを体験できる場があって、本当に、そういう場があること、たくさんの人たちがパラリンピックのスポーツをやってみたり、ハンディキャップのある人と交流できる場が身近にあるということは、すごく嬉しいことだなと思います」

東京2020大会1周年レガシー対談は、東京都公式YouTubeなどで見ることができます。

また、東京2020大会1周年記念セレモニーが、7月23日(土)午後5時から開催されます。

その模様は、YouTubeでライブ配信されます。ウェブサイトからご覧ください。

関連リンク
tokyodouga.jp/mkjgy8d1x1w.html
https://tokyodouga.jp/vsnpsblg2am.html
https://www.youtube.com/watch?v=MKjGy8d1x1w
https://www.youtube.com/watch?v=vsNpsbLG2aM&t;=327s
https://after1year.jp/

◆特別企画「職人のいぶき」 #7 太鼓

東京の伝統工芸品を紹介する特別企画「職人のいぶき」。今回は、これからの時季、祭りばやしにも欠かせない、太鼓です。

打ち鳴らすリズムは、体を熱くし、心を震わせる、太鼓。神聖な響きは、古来より、祭りや神事に欠かせないものとして受け継がれてきました。
その繊細な技巧からは、職人たちの息遣いが聞こえてきます。

江戸時代に創業した、太鼓や神輿を手がける、「宮本卯之助商店」。
この工房で、伝統を今に伝えるのが、27年目の太鼓職人、中村大悟さん。

(中村大悟さん)「太鼓というのは、結構、古いものが修理に来たりして、それが、最長350年ぐらい前の太鼓を見たことあるんですけど、自分が携わったものが、自分がいなくなったあとも、もしかしたら何百年間、使われるっていうことを考えると、やりがいにもなっていると思います」

時代を超えて受け継がれる特別な楽器。

樹齢100年以上のケヤキを使い、年輪の美しさを活かして削り上げます。音を奏でる面の部分には、太鼓の形に合わせて乾燥させた牛革を使います。

(中村大悟さん)「お客さんによって、使い方が全く違って、それに合わせて太鼓を張るんですけど、皮の取る部分によって、音の出る感じが違うんで、どの音が、お客さんが求めるものにいちばん近いか、今までの経験から、これじゃないかというのを用意しています」

小槌で皮を伸ばし、音を確認しながら、皮を張っていきます。

(中村大悟さん)「自分の中では、次の人に教えて、その教えた人も次の人に教えてっていうのを繰り返して、もしかしたら、何百年後かに返ってくるかもしれない太鼓を、同じように直してあげられるような状況を作っていないといけないと思います」

興味をもってもらえるよう、手に取りやすい太鼓作りも。

(中村大悟さん)「玩具太鼓っていう、おもちゃの小さい太鼓を作っています。大きくても小さくても、全部、同じで、作業の工程も全く一緒なので、ちょっと興味がある方に、手にとって使ってもらえたらなと思います」

都庁第一本庁舎内にある、都内62の区市町村の特産品を扱う、「TOKYO GIFTS 62」。
このギフトショップでも、「玩具太鼓」などを取り扱っています。

関連リンク
https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/tourism/tokyogifts62/product/09/

<番組概要>
番組名:東京インフォメーション
放送日時:毎週月―金曜 7:15~7:20
キャスター:杉浦みずき、白戸ゆめの
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/tokyoinfo/

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