「やっと開設できるのに、また…」海水浴場に土砂まじりの雨水が流れ込む 今週2度目の“被害”で大きな痛手—静岡・沼津市

7月22日朝、静岡県内で降った激しい雨の影響で、沼津市の大瀬海水浴場には大量の土砂が流れ込みました。22日の営業はできず、シーズンを迎えた海水浴場は大きな痛手を負っています。

<撮影者>

「すごい勢いで泥水が流れてます」

沼津市では、22日午前7時過ぎから1時間以上降った激しい雨により、大瀬海水浴場の近くを流れる大瀬川が溢れ、大量の土砂が海水浴場に流れ込みました。

ケガをした人はいませんでしたが、土砂が流れ込んだ海水浴場は営業ができず、沼津市などが撤去作業に追われました。

<大瀬海浜商業組合 副組合長 深澤貞晴さん>

「4~5年前から毎年大雨が降ると土砂が流れ込む。その都度片づけをする。今月19日にまた土砂が流れ、それを撤去して、やっと(22日)開設できる状態になったが、またけさ、土砂が流れ込み、必死に片づけをしている」

大瀬海水浴場をめぐっては、19日にも激しい雨による同様の土砂の流入が発生し、21日まで営業を見送り、22日から営業を再開する予定でした。

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