〈動画あり〉春日山神社で鍛錬 階段5往復し土運び ソフトボール太陽誘電 23日まで上越市内で合宿

 女子ソフトボールの新リーグ「ニトリJDリーグ」の所属チーム「太陽誘電ソルフィーユ」が上越市内で合宿練習を行っている。頸城区に新潟太陽誘電があることから同市を「セカンドホーム」に選定。5月の高田城址公園野球場での公式戦開催に続き、初めて夏合宿を張った。18日から23日まで。

きつい表情を見せながら、130段以上ある階段を駆け上がる選手たち

 21日は春日山神社を訪ね、観光を兼ねたトレーニングを実施。訪れる人が少ない時間をみて、130段以上ある階段の上り下りを5往復し、春日山城跡の修復に役立てる「土の一袋運動」に協力し、本丸跡まで登った。

土を袋に詰め、三の丸から本丸まで登って運ぶ

 階段の上り下りでは、日頃の練習で鍛えた選手たちも回を重ねるごとに、さすがにきつい表情に。上がりきると、膝に手を当て「めっちゃ震えてる」と、足をガクガクさせる選手もいた。「越後上越上杉おもてなし武将隊」のメンバーが応援し、上杉謙信役は「さすがに5本はきついようじゃが、日頃の鍛錬の底力を見た」とたたえていた。
 最終日23日は市内のスポーツ普及・振興への貢献として、びょうぶ谷球場で市内の小中学生、高校生参加のソフトボール教室が行われる。

トレーニング前に、春日山神社階段下で「上杉おもてなし武将隊」メンバーと記念撮影する太陽誘電ソルフィーユの選手たち

▼階段上り下りの動画▼

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