「日本野球聖地・名所150選」に福井県内から2件 日本伝来150年の記念事業、NPBなど選定

「日本野球聖地・名所150選」に選ばれた福井県営球場

 野球の日本伝来150年とされる今年の記念事業として、全国各地の「日本野球聖地・名所150選」が7月22日までに選定され、福井県内からは福井県営球場(福井市福町)と福井市営球場跡(同市豊島2丁目)が選ばれた。

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 日本野球機構(NPB)と全日本野球協会、野球殿堂博物館が、一般公募や野球関係者から寄せられた候補地から150カ所を選んだ。

 県営球場は1968年の福井国体に向け、67年に開設された。プロ野球は県内最多の68試合実施。高校野球などアマチュア野球の主舞台でもある。福井市営球場(福井市野球場)は48年に開場し、県営球場開設までは県内のメイン球場としての役割を担った。老朽化で、2008年に福井フェニックススタジアムにバトンを渡し、跡地は公園として整備された。

 23日からは、無料アプリを用いた全国の認定地を巡るスタンプラリーも行われる。  

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