高校野球の第104回全国選手権京都大会。25日には準決勝2試合が行われる。
　龍谷大平安と対戦する京都外大西は、プロ注目の西村瑠伊斗を軸にノーシードから12年ぶりの甲子園出場を目指す。

「目指すは大谷翔平」の超高校級。投げてよし、打ってよしで、本家に負けない大活躍を！

　大谷翔平（エンゼルス）を目標とする二刀流プレーヤー。投げては最速147㌔、打っては春季大会終了時点で高校通算42本塁打とどちらも超高校級だ。「バッティングでは長打でランナーを還して、ピッチャーでは真っすぐで押していきたい」と自らの理想像を思い描く。特に打者としての評価が高く、「タイミングをとるのが上手」と上羽功晃監督も太鼓判を押す。
　昨夏は府大会決勝の京都国際戦で1点リードの4回裏から登板したが、2本塁打を浴びて逆転負けを喫した。「それをバネにしてずっと頑張っています。今年の夏は甲子園に行きたいです」とリベンジを誓う。彼の投打に渡る活躍から目が離せない。