「今こそ福留孝介を！」プロ野球解説者・山﨑武司の提言

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東海ラジオ『大澤広樹のドラゴンズステーション』(火～金17:15～15:57)7月20日の放送にプロ野球解説者の山﨑武司氏が出演した。話は前日19日の試合から。ドラゴンズは3対2でベイスターズに勝った。初回のビシエドの3ランホームランで先制、先発・小笠原の後を4人の投手リレーで逃げ切った。

山﨑氏は「ビシエドが打ってくれたが、それっきりでしたねえ。(ホームランは)一振りで雰囲気を変えてくれるから、それはよかったんだが。昨日に関しては(小笠原の後を受けてピンチを凌いだ)祖父江サマサマ。あそこはベンチワークもよかった。あそこで小笠原を続投させるかなと思ったが」

「中継ぎ以降はいい。先発がゲームを作ってくれれば、逃げ切り体制を投手陣は持っている。あとは、毎度おなじみのことを言うが打撃陣。打撃陣と投手陣との信頼関係を早く取り戻さなきゃいけない」と話した。

そして、打撃陣で、1軍に上がって先発出場し2安打を放った福田永将について「これまでなかなかチャンスをもらえなかったが、チャンスをもらって打ったのでよかった。本当は、今日(20日)の試合で(前日の試合に先発し無安打だった)平田(良介)もスタメンで使ってほしかった」

「バッターは続けて試合に出ないと結果は出ない。1日で代えられていたら、なかなか成績を残せない。5試合ぐらいでもいいから、平田を(続けて)使ってほしい。そこで結果が出なかったら、若い選手を使えばいい」

「でも、若い選手を使ってどうのこうのと言う時期じゃないのも確か。勝つために状態のいい選手を使っていく。今、そうなると打線の並びでいくと、平田と福田は出るべきだと思う。二人の状態は悪くない」

そして「もうひとつは、ここで福留孝介ですよ。福留を1軍に上げる。彼も進退を賭けてプレーする。それで結果が出なければ、彼も腹をくくると思うので、それでいいと思う。今の時期に(1軍に)上がってきたら、自分がどういう風にしなきゃいけないか、福留ぐらいの選手になればわかるから」

「今こそ福留孝介を1軍に上げていいんじゃないかと思う。福留は、大事なところで四球も取れる。もちろんヒットを打ってほしいが」と期待を込めた。

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