テレビ大阪とテレビ東京で8月17日にスタートする、連続ドラマ「名建築で昼食を 大阪編」（テレビ大阪＝水曜深夜0：00、テレビ東京＝水曜深夜2：35）のロケ地情報が一挙解禁。さらに、佐藤玲と安奈淳が出演することも分かった。
池田エライザと田口トモロヲがダブル主演を務める本作は、「建築×グルメ」をテーマにした新ジャンルのドラマで、文筆家・甲斐みのり氏の「歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ」（エクスナレッジ）が原案。2020年に東京を舞台とした連続ドラマ「名建築で昼食を」が、21年にはスペシャルドラマで「横浜編」が制作され、話題を呼んだ。今回の「大阪編」では、ドラマのその後を描いていく。都会にたたずむ、おいしいランチが食べられる名建築の数々を巡り、アドリブを交えながら名建築を巡るドキュメンタリーパートも見どころとなっている。
広告代理店で働きながら、カフェを開業する夢を持つヒロイン・春野藤（池田）と、有名建築家を父に持つ建築模型士・植草千明（田口）が訪れるロケ地として今回発表されたのは、大阪府立中之島図書館、大阪市中央公会堂、生駒ビルヂング、芝川ビル、神戸女学院、綿業会館、日本銀行大阪支店旧館、大阪ガスビルディング、船橋ビルディング、大阪農林会館の計10カ所。いずれも関西の魅力あふれる建築ばかりだ。
佐藤が演じるのは、藤の親友・堀川美和。佐藤は「私自身祖父が建築家だったことから、シーズン1を楽しく拝見していました」と自身と作品との縁を披露し、「ぜひご覧いただく皆さまにも藤ちゃんと一緒に、たくさんの建造物のヒストリーに思いをはせていただけたらと思います」とメッセージを寄せる。
また、安奈は、植草行きつけの喫茶店店主役の女将を演じる。「久しぶりのドラマ出演で少し緊張しました」と、約16年ぶりのドラマ出演に緊張したことを明かしつつも、「スタッフの皆さんや田口トモロヲさんのひょうひょうとした雰囲気にだんだん気持ちもほぐれ…。人生経験豊富な女性を演じる難しさはありましたが、とても楽しい撮影でした」と振り返っている。
さらに、エンディングテーマは、シンガー・ソングライターである澤部渡のソロプロジェクト・スカートの「しるしをたどる」に決定したことも発表。「『しるしをたどる』は、ここ何年かスカートが凝っているフォーキーな路線のある意味での到達点のような気がしています。素直なようでどこか濁っていて、どこか落ち着かない気持ちも込めることができました。コロナ禍でライブをストップしていた時期もありましたが、今
回のレコーディングはライブ再開後だったこともあるのか、録音物としてもいいものが残せた手応えがあります。ご期待ください」と伝えている。
