〈銘菓 御蔵米〉祇園祭に合わせ〝御饌米〟に 三野屋菓子店

 上越市中央1の三野屋菓子店は21日から、俵型もなか「銘菓 御饌米」を販売している。直江津祇園祭に合わせて3月に登場した「銘菓 御蔵米」の名前を変更し、3年ぶりの祭りムードを盛り上げる。

「銘菓 御饌米」。中入れには直江津祇園祭の由来とイラストが描かれている

 米俵をかたどったもなか作りは、北前船ゆかりの菓子として「まちおこし直江津」が同店に提案した。重原稔代表社員(50)は直江津祇園祭の御饌米奉納で米俵を担ぐことから、夏場は御饌米に名前を変えることを提案した。
 俵型のもなかの皮は「直江津」の文字が入り、中身は継続だんごと同じ白あん。4個パック以上に入る中入れは、ひぐちキミヨさんによる祇園祭のイラストと、八坂神社が監修した直江津祇園祭の由来が書かれている。御蔵米の頃から直江津を感じさせる菓子として帰省の土産などに人気だという。
 料金は2個パックで303円、4個は605円。1個から販売しており、箱入りもある。御饌米の名前は8月上旬までとなる。

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