ノイアーの「どケチ事件」が一件落着!マテウスが運転手に14万円払う

先日、バイエルンGKマヌエル・ノイアーのケチな対応が世界的に話題となった。

ノイアーを送迎したタクシー運転手は、彼が車内で落とした財布を見つけると、50キロほどかけてそれを送り届けた。

財布には現金800ユーロ(11万円)やクレジットカード、身分証明書などの貴重品が入っていたが、ノイアーからのお返しはサイン入りユニフォームだけ。これに運転手は「私には4人の子供がいる。このユニフォームでは何もできない」と不満をぶちまけた。

そうしたなか、ドイツサッカー界のレジェンドであるローター・マテウスが一肌脱いだようだ。

『Bild』によれば、マテウスは1000ユーロ(14万円)で運転手からノイアーのユニフォームを買い取ったという。さらに、マテウスはそのユニフォームと自らのサイン入りユニフォームをチャリティオークションにかけるとのこと。

マテウスは「経験上、財布を失くすことがどんなものか知っている。カードを止めたり、新しいものを作ったり、IDを申請し直したり…。マヌエルの手間を省いてくれる運転手の献身はより価値のあるものだ」と語っている。

一方、運転手は「子どもたちも喜ぶだろう。みんなでアイスクリームを食べに行くよ。ローターは最高さ」と話しており、一件落着となったようだ。

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ちなみに、ノイアーがバイエルンで得ている年俸は25億円ほどとされている。

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